続・自転車旅行(スペイン・ポルトガル編)6-6

1990年9月2日(モンサント)

明日は我々もいよいよポルトガルとさよならしなければならない。

昼間はパッキング、洗濯、余分な荷物の整理に追われた。テント、マットレス、シュラフ、残った食料などは友人に全部貰ってもらい、身軽になった。

夜、エドワルドのトレーラーハウスを訪ねた。ボサノバの名曲「イパネマの娘」のコードを彼から教えてもらった。アフリカで育ったせいか、楽天家だ。彼はレザークラフトのマスクの製作をしながら、時々コップにワインを注いでくれた。9時になると彼は仕事を止め、一緒にテレビを見た。

しばらくしてから僕は自分のテントに帰った。帰る途中、文ちゃんに会った。カレーを作って持って行くところだったという。それでまたエドワルドの所へ戻った。エドワルドは、遅い夕食をちょうど始めてたところだったので間に合った。彼もカレーは大好きで、我々は一緒にカレーを食べた。

その後、フェデリコ・フェリーニの映画を見た。男に騙されてばかりいる気の良い娼婦の物語で、なかなか良かった。わからぬところは英語でエドワルドに教えてもらった。

帰る時、エドワルドが自分の作った皮のマスクをお土産にくれた。なかなかよく出来たアラビア人風のマスクだった。

今度はTOKYOで会おうと握手して”さよなら”を言った。

cycleNext6-6


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