アムステルダム日記 8

1998年6月21日

天気が良いので、自転車を借りてスケッチに出かけた。

途中、街の公衆温泉で一っ風呂浴びる。「日本人によくぞ生まれけり」最高だ!外国にはこんなに寛いで入れる湯はない。

湯を浴びてから近くのラーメン屋に入り、冷たいビールと餃子をたのんだ。しみじみと、この気心の知れた日本でしか味わえない気楽さを楽しんだ。

弓ヶ浜に出て、砂浜で昼寝した。木陰に吹く風は快い。しかしながら、東京、伊豆と私には暑すぎた。海にはすでに海水浴の人達が来て泳いでいた。

昼寝の後スケッチした。ペンで下絵だけ描いて引き上げた。

田中さんの小屋で再び眠った。長旅の疲れと時差ボケのせいで、いくらでも眠れる。いくら寝ても眠い。ここで無理を続けると、マラリアにかかる事もある。薬は日本に帰っても1ヶ月は飲み続けなければならない。日本で発症した場合は、治療できる病院は全国に1ヶ所か2ヶ所しかなく間に合わなくて死んだ例もある。腰の調子もいまいちなので梅干を食事の度に食べている。

夕方、田中君とあの温泉に再び行って入った。戻ってから、二人でビールを飲んで話をした。田中君はアヒル達に餌を与え鳥小屋に入れた。ホエブス(登山用灯油コンロ)の上でムロアジの開きを焼き、酒の肴にした。

夜になって雨が激しく降り出した。雨の音と蒸し暑さと蚊のせいでよく寝れなくて、夜中に起きて絵の仕上げをした。北海道が懐かしい。

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