アムステルダム日記 9

1998年6月22日

雨は1日中降りそうだ。ラジオはこの辺りも関東方面にも大雨注意報が出されたと放送していた。私は、体調も蒸し暑さのせいで低下気味だし、大雨になる前に北海道へ帰る事に決めた。

田中君が下田駅まで送ってくれた。駅で札幌行きの飛行機の切符を買った。9時47分の特急踊り子号に乗った。12時過ぎに品川で降りて山手線に乗り替えて浜松町まで行った。浜松町からモノレールで羽田空港へ。

空港でチェックインしたのが1時半だった。係員は2時のフライトに空席があるから乗れますよと親切に言ってくれた。3時出航の切符をその場で2時出航に書き換え、ブッキングしてくれた。所要時間わずかに数十秒。外国ではこんな芸当は全く期待できない。日本がいかに便利な国であるか、いかにサービスの行き届いた国であるかという事を思い知らされた。

1時間半くらいで北海道千歳空港に着いた。空港から旭川行のL特急に乗った。北海道は涼しく快適だった。ナイロビと同じくらいの気候。旭川駅でラーメンを食べ、名寄行の快速電車に乗り替えた。

名寄に着くと、夕方7時近かった。丁度「モレーナ」で個展をしていたマサイが駅まで迎えに来てくれた。懐かしの我が家。大草原と木と川に囲まれた私の古巣に辿り着くと、チャーリーが走ってきた。

長い旅だった。明日は裏の川でマスを釣ろう。私は、肩から重い荷が地上に降ろされすごく楽になった感じがした。もう2度とあんなキツイ旅には行きたくないと思った。でも山と同じで、また行きたくなるに違いないと思う。

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