マジャールの残影 15-2

なぜか中国人はどこへ行っても嫌われている。これは昔から変わらない。そして日本人は中国人と間違われるのだ。

スーツを着て高級なカメラをぶら下げメガネを掛け、のほほんとエーとこ坊ちゃん風にでもしてりゃ日本人に見られるかもしれない。

もっとも、中にはどんな格好していても日本人だと最初から思われてしまう人もいる。彼らの中にははなはだ勝手な日本人像、日本人のイメージが固定観念としてあるのだろう。

もっとも、外国で韓国人も中国人、ベトナム人等に会っても、我々日本人でさえ見分けがつかない。この人は中国人かなと思ってたりすると、急に

「あのー、日本の方ですか。どちらから?」

なんて言われてドギマギする事がある。

私が初めて外国を旅した頃は、レジャーとしての旅をしている東洋人を見かけたらほぼ100%日本人だった。しかし、今はそんな事はない。私なんぞは永久に日本人だとは思われそうもない。どこへ行っても

「あんたはベトナム人か」

とか

「チーナ(中国)から来たのか」

とかしか聞かれない。

「いや日本からですよ」

と言うと相手は

「オー、ジャパン。フジヤマ、ゲイシャなんだかんだ…」

と急に態度を変えたりする。

日本という国は一目置かれているのかなと思う時もあるし、

「日本は中国のどこにあるのか?」

なんて聞かれてガックリする時もある。

しかし、外国人が「日本」に対して抱いているイメージはほとんど全部、ピンボケだと思って良かろう。最初からその様に思っていればガッカリしないで済む。

イギリスにいた時、未だに日本では人力車が交通の主たる手段だと思い込んでいるイギリス人に会って、情けないよりビックリした事がある。

私がチョンマゲスタイルで刀でも差してりゃ、そのイギリス人はもっと喜んだ事であろう。

hungary15-2


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