マジャールの残影 25-2

ハンガリー語を覚え始めて3週間目だと言うと、皆目を丸くする。

「フミコは頭がいい」

とカタリンも感心していた。確かに彼女は私から見ても覚えが早い。

私の方は、買い物などの時に

「エスト ケーレム これを下さい」

とか

「ビールを一杯 エイジ シェル」

とか

「メンニベ ケルル これはいくらですか」

「ケセネ セーベン ありがとうございます」

なんて言葉をつかえるようになって困らなくなったが、まだ

「150円だよ サーズ エートヴェン」

とか

「11円です テイゼン エジ」

などという数字が聞き取れない。

しかし、こちらの人は外人に慣れてるし親切なので、すぐに紙に数字を書いてくれる。スーパーで買い物して支払いの時も、レジスターに数字がデジタルで表示されるからそれを見るか、受け取ったレシートの数字を見ればいくら払ったらよいか分かる。レストランやパブや酒場でも同じ。大抵の店は値段を表示しているし、インチキしたりボルという事はない。

しかし、値段を表示してない所ではボラれると考えてよい。観光客と思われたら100%やられる。相手はボるつもりで、最初から値段を表示してないのだ。

これは日本でも同じだが、店に入って気が付いたら、注文する前にさっさと店を出ればよい。他にも、いくらでも店はある。犬も歩けば棒に当たると言う位、こちらではカフェやビストロ、ビアホール、ワイン酒場、レストラン、食堂が軒を並べている。

生ビールは1杯が30円位からと安い。そして、町を歩けば美人がゴロゴロいる。というわけで、ブダペストは慣れるほどに「酒は美味いしネーチャンはキレイだ」まさに花の都、ドナウの真珠、私は次第にこの街の魅力に憑りつかれ始めている。

hungary25-2


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