マジャールの残影 34

1997年5月22日 雨 (セーター)

今回のハンガリーの旅の目的は二つあった。

ひとつはアグネスを訪ねる事。もう一つはロンドンの下宿の大家さんだったルイスに会う事である。

町の外れのアパートにアグネスさんを訪ねた。彼女はアグネス・クラサワ。主人は日本人で、北海道の名寄に住んでいたことのあるハンガリー女性(47歳)。子供が2人、お母さんと一緒に住んでいる。

昨日、所番地を書いた紙きれを頼りに地図を片手に彼女のアパートを探し当てた。丁度彼女はブダペストに行って留守だったが、お母さんがいて(とても良い人だ)

「明日の朝に帰って来るからお昼に来るように。そして一緒にお昼ご飯を食べるように」

と言ってくれたのである。

私と妻は、時間に遅れぬように出かけた。途中で花とトマトと果物を買った。昨日、美女の谷で買ったムシュコターイも持参した。

アパートに入り、エレベーターを待つ。彼女の家は7階である。エレベーターが降りてきて戸が開き、そこに中年の上品な感じのハンガリー女性が立っていた。彼女がアグネスだった。

家に入ると、お母さんが私達を我が子のように迎えてくれた。部屋は全て綺麗だった。

昼食は食堂でした。小さな団子(ニョッキ)の上にチキン・パプリカを乗せてある。これはハンガリーの代表的家庭料理で、大変おいしかった(塩味は抑えてあった)。トカイのワインをご馳走になった。デザートもお母さんが作った手作りのケーキで美味しかった(砂糖は抑えてあった)。

アグネスは話してみるとなかなか教養もあり、英語もできた。お母さんの若い頃の写真も見せていただいたが、大変な美人であった。

しかし、トカイワインを飲みすぎて具合が悪い。

hungary34


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