自転車旅行(スペイン・ポルトガル編)5-4

1990年4月11日

今日も数多くの峠と、向い風で苦戦した。

このビセンテ岬からというもの、ますます過疎が進んでいるようで、部落に着いても店がなく、食糧が手に入らない。

農地や土地が売りに出ているのが目立つ。老人と子供の姿ばかりで、若者は少ない。新しいきれいな家は、新しい住人、すなわち、引退したヨーロッパ人達である。何不自由なく、老後を過ごす事の出来る人達である。

北海道の北の果てのような、寂しい感じがする土地である。どこまでも原野が続いている。野の花が見る者もなく、一面に美しく咲き乱れている。空はどこまでも青く、10日も続いた雨は嘘のようだ。

夕方、ミルフォンテスの近くの大きな橋の下でキャンプした。河口というより湖水のようで、緑の丘の上のミルフォンテスの町は、海をバックに、絵のように美しかった。

cycle5-4


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