自転車旅行(スペイン・ポルトガル編)5-9

1990年4月16日

何事もなく無事一夜は明け、また朝が来た。

テントをたたみ、森の奥から苦労して国道まで自転車を押して進み、再び北上を始めた。風は今日も強い向い風で、憎らしい。

昼頃、トロイアに到着。フェリー(260円、2人)で河を渡って、対岸の街セトバルに上陸。なかなかムードのある美しい街だ。山の上には古い城が見えた。漁師達が波止場で、網を繕っていた。人々は親切で、屈託がない。

バルでセルベッサを飲みながら、アルメイダへの道を教えてもらった。言葉はさっぱり分からないが、ここを真っ直ぐ行って、あそこを右に曲って、真っ直ぐ行けば良いと言っていると、そのジェスチャーを見て何とか判断するしかない。途中で分からなくなれば、そこでまた聞けばよい。

リスボンに行く道は、ミュシュランの地図を見ると2本ある。一本は赤い太い線と、黄色の線が一本になっており、どうやら高速道路らしい。バルで聞いて確かめるとやはりそうで、自転車は走行できないと言うので、他のもう一本の道路(これは旧国道らしい)で行く事にした。人々に教えられるままに、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりして、最後にやっとその地図の道路に出た。

後は、標識に従って行けば良いので楽だった。しかし、途中長い登り坂があって、二人とも峠に着いた時はクタクタだった。しばらく木陰で休憩。その後は一気に下った。いつの間にか夕方になった。

アルメイダの手前で、キャンプ地を探した。都会に近いので人家が多く、キャンプ地を探すのに一苦労した。安全も考えねばならない。国道から地方道に入って人家のない方へ走って、牧場の中の松林に入ってキャンプ。安全を考えて、隠れキャンプだ。どこからも見えない場所にテントを張った。

夕食の後、もっと安全な場所に移動した。サバイバルキャンピングのハイテクを駆使したキャンプだった。

cycle5-9


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