続・自転車旅行(スペイン・ポルトガル編)2-3

1990年7月2日(晴れ)

高い岩山の間に、眠るような美しい村が点々とあった。

大きな栗の木、クルミ、リンゴ、イチジク、オリーブの果樹園と、古い民家が非常に美しい。観光地ではないから、訪ねる旅人もまれで、村人もナイーブである。また来てみたい、そんなところだ。

地図に名も載ってないようなこんな所が、いつまでも、古き良き時代のポルトガルを保っている。

村外れの大木の下に自転車を停めて、絵を描いた。昼過ぎ、道端の大木の陰で昼食。レモンを水の中に入れて飲むと元気が出た。

一息ついて出発、その後Castel de Videの町に着いた。非常に美しい、古いムードを保った町で、人々は素朴だった。

ここで路地裏と酒場を描く。酒場では、男たちにワインをおごられた。描いてる間、ちゃんとポーズを取ってくれた。

日が西に沈む頃、大平原の真ん中でブッシュキャンピング。藪の中にテントを張る。

食事を作って食べる頃には、空は星で一杯になった。日が沈むとすぐ夜が来る。月の明かりで食事して、すぐに寝た。

草原を吹き渡る風の音。その中に、羊たちの首にかけられた鈴のリーンリーンという音もまじって聞こえる。

cycleNext2-3カスティーリャ・デ・バイデ


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