マジャールの残影 57

1997年6月16日 月曜日 曇り、時に雨

昨夜は泥のように眠った。眠る前にフミコに指圧してもらってからよく眠れた。朝一度起きたがまた眠り、昼頃に起きた。

私が眠ってる間に母は街へ買い物に行き、台所でコトコトと昼ご飯を作っているらしかった。安心して眠れたのは何十日ぶりであろうか。

体はだいぶ楽になった。しかし、頭も体も芯の辺りがまだボーとしている。

安心して眠れるという事は、何よりも素晴らしいと思う。旅先では無意識のうちに緊張しているので、ドアに鍵を掛けて眠っていても、ホントに安心して眠れた事はなかった。どちらを向いても見知らぬ世界で、言葉も不自由で食べ物も習慣も違う世界を旅していると疲れる。

北海道に落ち着いて7年余り。定住し、曲がりなりにも屋根の下で暮らし続けたために、「旅が人生」の私の生活も変わったのであろう。

一所不住の頃は、旅をしていても然程疲れなかった。むしろ、人の家に寄宿してる時の方が気疲れしたものだ。

今度の旅は、私にとっての一つのターニングポイントになったと思う。それは登って下りて行く事ではなく、私も自分の健康面を考えざるを得なくなった、そういう時期に達したという事だろう。

午後も、昼食の後数時間寝た。

東京本社への出張で帰ってきた兄と、久しぶりに会う事が出来た。兄は小山の工場で工場長をしている。ハンガリーのワインを兄は美味そうに飲んでいた。

夕食は母の心づくしのご馳走でお腹一杯食べた。

蕎麦の海苔巻、煮っ転がし、鉄火丼、漬物、それにホタテとエビ。私はノンアルコールのドイツ製のビールを飲んだ。

終わり

hungary57


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

Current day month ye@r *