自転車旅行(スペイン・ポルトガル編) 振り返って

思えば長い旅であった。

5月に日本を出発。中国、パキスタン、インド、スペイン、最後にポルトガルを旅し、次の年の9月に日本に帰ってきた。 続きを読む »

続・自転車旅行(スペイン・ポルトガル編)6-6

1990年9月2日(モンサント)

明日は我々もいよいよポルトガルとさよならしなければならない。

昼間はパッキング、洗濯、余分な荷物の整理に追われた。テント、マットレス、シュラフ、残った食料などは友人に全部貰ってもらい、身軽になった。 続きを読む »

続・自転車旅行(スペイン・ポルトガル編)6-5

1990年9月1日(土曜日) モンサント

今日はサバード(土曜日)だ。ポルトガルでは週末を仲間と一緒に、あるいは家族で、おいしい食事を楽しんで過ごすのをあちこちで見かける。

食べ物は新鮮で美味い。海の幸も豊かである。この時期はフルーツが沢山出回っており、これがまた美味で、そして安い。ブドウ、プルーン、ナシ、メロン、リンゴ、オレンジ、イチジクなどが店頭に一杯並んでる。 続きを読む »

続・自転車旅行(スペイン・ポルトガル編)6-2

1990年8月21日

アルジェシから電車に乗り換えてカシュカイシへ行った。カシュカイシは海に面した町で、日本ならさしずめ湘南のような所である。

走っている電車の窓の向こうに海が光り、ヨットや小舟が悠々と揺れている。ビーチでは、人々が泳いだり寝そべってるのが見える。行楽客でごった返すカシュカイシの駅前から、ロカ岬行のバスに乗った。 続きを読む »

続・自転車旅行(スペイン・ポルトガル編)5-7

1990年8月14日(2)

アメリカ人のスティーブと文ちゃんと僕の三人で夕食した。キャンドルスタンドにロウソクを灯し、バガセーラで乾杯。バガセーラは薩摩焼酎のような、ポルトガルの強い酒だ。 続きを読む »

続・自転車旅行(スペイン・ポルトガル編)5-6

1990年8月14日(1)

鍼灸術の先生の一家はアルガルベに出発して、もうモンサントにはいない。一緒に仕事をやろうと勧められたが、まだ旅が続けたくて断った。惜しいような気もする。折角のチャンスを無にしたのではないのか。 続きを読む »

続・自転車旅行(スペイン・ポルトガル編)5-4

1990年8月11日(晴れ)

昼からモンサントで会った日本人の彼と一緒にカシカイシに魚釣りに行った。途中アルジェシの中華レストランで昼飯。焼きそばと卵のスープ、食後にコーヒーを飲んだ。中国料理店は思ったより安く、料理も洋食を食べ飽きた時、抵抗ない。 続きを読む »

続・自転車旅行(スペイン・ポルトガル編)5-2

1990年8月9日

昼過ぎ、エドワルドと一緒にリスボンの街へ出かけた。昨日、奥歯のメタルが取れてしまったのでエドワルドに相談すると、「安くて良い医者を知ってるから明日連れて行ってあげる」という事になったのだ。 続きを読む »

続・自転車旅行(スペイン・ポルトガル編)5-1

1990年8月7日

朝食の後、テントの横で茶を飲んでるとエドワルドが訪ねてきた。彼はモンサントのキャンプ場にアトリエを持って、皮細工を作り、絵を描いている。それで飯を食っているアーティストである。一緒に夕食をする約束をして別れた。 続きを読む »

続・自転車旅行(スペイン・ポルトガル編)4-8

1990年8月6日

テントを畳んで出発した。うるさく狭苦しいキャンプ場とやっとお別れだ。現金との両替をシントラまで行ってしなければならなかったので、月曜まで待たねばならなかったのだ。両替はなるべく早めにするのが旅のコツである。出来る時にやっておくというのが外国旅行の常識だ。 続きを読む »

続・自転車旅行(スペイン・ポルトガル編)4-7

1990年8月5日(日曜日)

いつものようにキャンプ場内のバルで、コーヒーとパンで朝食。パンはキャンプ場内のスーパーで売っている。パンはサンドイッチ用の丸いパンが1個7円。しかし、最近9円に値上がりした。いずこも同じ値上げで、ポルトガル人も音を上げている。5年くらい前は3円だったという。 続きを読む »

続・自転車旅行(スペイン・ポルトガル編)4-5

1990年8月3日(晴れ)

隣のキャンパーの昨夜のドンチャン騒ぎでよく眠れず、朝は頭がボーとしていた。

バルに行ってコーヒーを飲み、パンをかじって簡単に食事した。ヨーロッパ人の朝食はシンプルである。ビスケットと牛乳だけで朝食を済ます人も多い。日記を記し、手紙を書いて午前中をバルで過ごした。眺めの良いテラスで風通しも良く、快適だ。冷たいセルベッサに手が伸びる。 続きを読む »